with the beatlele: 11.10. Savoy Truffle (154 G/G 30/213)

2009/07/05

11.10. Savoy Truffle (154 G/G 30/213)

『でも サヴォイ・トリュフを食べたら
ほかのものは受けつけなくなっちゃうよ』

(サヴォイ・トリュフってお菓子、チョコレートらしい。サヴォイ・ホテルが作っているトリュフみたいな見た目のチョコレートってことかな。ジョージと仲良しのエリック・クラプトンがチョコ好きで、たくさん虫歯になってしまった事が、ジョージが曲を作るモチベーションになったということみたい。)

|<追記>
|『ビートルズ作品読解ガイド 秋山直樹』によれば、
|Creme tangerineやSavoyTruffleなどはあるお菓子会社の商品らしい。

iPodを買い替えた。

ビートルズの曲を” Live at the BBC ”や” Anthology” まで含めていれようとすると2世代位前のiPod(4GB)では入りきらなかったのだ。当然ビートルズの曲だけで一杯になったのではなくて英語の教材とかも大量に入っているし(今は聞いてないが)、エリック・クラプトンなども入っている。(ブルージーなおじさんは何故か好き。)

このブログを始めてみて様々なビートルズの曲名を見るにつけ、あまり聞いたことがないビートルズの曲が沢山あるなあと、買ったはいいがそんなに聞いてないCDがあるなと、僕は如何に”半端なファン”であったかをあらためて痛感した。(一度は聞いたことがあるはずなのだが、聞くのは初期のものに集中していた。)

でもって、今自分がもっているCD(99.00. Albums (with Covers/Jackets) にある内、A Collection of Beatles Oldies 以外はある)を全てiPodに入れようとしたら入らなくなり買い替えを決意したのだった。だし、古いiPodだと画像がちゃんと見えないし。曲を実行しらたその曲のレコード・ジャケットが見えたら雰囲気でるかなと。

で買ったのは16GBのシルバーのnano。大きいやつだと持ち歩くのがいやになるし。(MP3プレーヤー(って言うのかな?)は様々なものがあるが、大きさ、見た目のシンプルさ、操作のシンプルさではiPod nanoが一番だと思っている。)
早速Single/EP/Albumのジャケット・イメージをできるだけかき集めて曲と一緒にiPodに入れた。

いやー、雰囲気でる。通勤時間帯は常に聞くようになった。

『でも サヴォイ・トリュフを食べたら
ほかのものは受けつけなくなっちゃうよ』 

やっぱり"Apple Corps Ltd."関連の曲は"Apple inc."の製品で聞くのがいい。
このApple/Appleの気分を味わったら”ほかのものは受けつけなくなっちゃうよ。”
(ビートルズのアップルはポール・マッカートニーが当時購入したルネ・マグリットの青いリンゴ(グラニースミス・アップル)の絵に基づいているらしい。iPodのアップルはスティーブ・ジョブズがビートルズが好きだったからこの社名となったとの話もある。後に両社は商標権で争うが今は"Apple inc."が "Apple Corps Ltd."にライセンスする形となっているらしい。)

|<追記>
|日本語訳は『ビートルズ全詩集 内田久美子』に従っている(はず)。
|しかし『ビートルズ作品読解ガイド 秋山直樹』によれば、
|"But you'll have to have them all pulled out"は、
|”ほかのものは受つけなくなっちゃうよ”ではなくて、
|この歌が甘いもの好きなエリック・クラプトンのことを言っているのだから、
|甘いものを食べ過ぎると歯を抜かなきゃいけなくなるよってことらしい。
|themが歯なら確かに"抜かれた状態にならざるお得ない"ってことだ。
|背景も考慮して訳さないといけないから大変だ。

で、なんで"Savoy Truffle"かというと、"Apple"が出てくる曲を調べて見ると、この曲だけだったとさ。
 154. 173. 1968/11/22 11.10. Savoy Truffle
  "Cool cherry cream and a nice apple tart"

(僕のiPodには音楽ではビートルズ関連以外にストラングラーズとウクレレ関連とエリック・クラプトンしか入ってない。で、iPod->Applという流れで選んだこの曲がエリック・クラプトンに関連していたなんて。偶然っておもしろい。)

この曲の歌詞の一部に、

『食べものを見れば君がどんな人間かわかる
だけど 甘いものもいつかは腐ってしまう
オブラディ・ブラダのことは誰でも知ってるが
それにしても君はどこでどうしてるんだい』


って部分がある。
どんなに”甘い(今評判の)”iPodだって変化するユーザー・ニーズを見誤れば選ばれなくなってしまうかも知れないってことか。
一方、ポールの甘い”Ob-La-Di-Bla-Da”は今は皆が知っているけど、次もそのままでいいのかって、音楽性としてその方向でいいのかって、言っていたのかも。

結果として、ビートルズについては時代とともに変化し、クラッシックとなり、40年を経た今も多くのファンがいてこうして聞いている。
同じAppleを名乗る仲間としてアップル社製品も(創設者スティーブ・ジョブズの体調が心配な状態ではあるが)、ずっとユーザーとともにあることを願っている。

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