with the beatlele: 07.02. Eleanor Rigby (045 P/Em 17/213)

2009/05/28

07.02. Eleanor Rigby (045 P/Em 17/213)

『エレノア・リグビー』

エレノ a(nd) ラグビー? エリスとラグビー!?

強引なようだが、ラグビーはラグビー高校でエリスという少年がサッカーの最中にボールを持って走り始めたことが起源だと言われている。(ラグビーのワールドカップの優勝トロフィーは「ウェブ・エリス・カップ」という。)

でもって僕はラグビーが好きだ。ラグビーが生まれたのはビートルズが生まれたイギリス。貴族とパンクが同居するイギリスという国自体も何となく好きだ。同じ島国でシャイな国民性で国王(日本は天皇だが)がいるっていう共通項もあることが一因かもしれない。

高校時代の体育ではラグビーが一番好きだった。ぼくは体は大きくないが走るのだけは速かったからウィング。最後にボールをもらってトライする。(逆に相手のトライを止める役回りもあるが。)
大学生の時は大学のラグビー部が強かったから対抗戦なども見たし、暇な時は社会人のラグビーを見に行ったりもしていた。現在も会社にはラグビー部があってサポーターとして登録している。

ラグビー好きが頂点の頃、勢い余ってラグビー部出身の後輩とラグビーのワールドカップを見に行こうということになってしまった。その頃はまだ旅費も安くなく大枚も大枚って感じの金額。でもこれを逃したら好きなビートルズの母国で好きなラグビーを見ることはもうないだろうと思い参加を決めた。(その話を一時休戦状態だった後に妻となる彼女に話したら自分も行くってことになって別途申し込みをしてしまった。(彼女もスポーツ特にラグビーは好きだった。)ツアー内のグループも別になり、飛行機の席や部屋などは当然別々で行動も別々になったが。)

試合はスコットランドのマレーフィールドでの日本対スコットランド戦をアイルランドのランズダウン・ロードでの日本対アイルランド戦を見た。競技場は満員。
 
 こういったラグビー好きのおっさんははどこから来るのだろう?
 こういったラグビー好きのおっさんはどんなことやってる人なんだ?

日本は世界の中では弱い方なので勝てはしなかったが、本場の応援を見られたことがなによりの収穫だった。応援は基本的に男ばかりで試合途中にどこからともなく低い声で応援歌が始まると序々に広がっていき競技場全体が一つになって歌う。鳥肌が立ち何故か涙が出てきた。

ラグビーにはOne For All , All For Oneって言葉があるが、このOneやAllは選手だけではなく応援している人々全てを含んだ言葉なんだなって納得し感動していた。

スコットランドでは有名だというレストランでサーモンを食べたが甘くて・・・。アイルランドではパブに行ってぬるいギネスをラグビー・ファンだというアメリカ人と飲んだ。(言葉は今一分からなかったけど。西海岸では以外とラグビーが盛んらしい。なにより日本より強いし。アメリカのラグビーはアメフトの投げ方でパスしたりおもしろい。)ホテルのバーではその時の日本代表もいてちょっとだけ会話した。

『エレノア・リグビー。』エリスとラグビー。

こんなに寂しい男にでも、普通の会社員だけれども、
ラグビーのおかげでビートルズの母国の地に立ち、ビートルズのおかげでラグビー発祥の国のこの競技場に集うことができたのさ。 (ビートルズに関しては大英博物館でたまたまちょっとした資料を見た程度だった。その後仕事でもイギリスに行く機会があったが定番のアビー・ロードへ行くとかキャバーンクラブへ行くとか全然していない。まさに半端なファンだ。)

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