with the beatlele: 50.39. The Ballad Of John And Yoko (172 J/E 16/123)

2009/05/27

50.39. The Ballad Of John And Yoko (172 J/E 16/123)

『畜生 まったく楽じゃないぜ。
世の中どうかしてやがる・・・・僕を磔にするつもりなんだ。』

ビートルズの中で誰が好きか?特別思い入れがあるメンバーがある訳ではない。ビートルズは全体としてチームとしてグループとして存在している姿が好きだ。特に初期のピッチリしたスーツにブーツでシンプルな音楽を人前やっている 姿が好きだ。まー強いて言えばAct Naturallyな(ひとりもので寂しい風の)リンゴ・スターの風貌としゃべりは好きだが。(僕は4人の内の誰に似ているかと言えば、リンゴ・スターに似ている。プロフィールの写真に使用しているセサミ・ストリートのバートにはもっと似ている。)

3年程前。妻の友人が結婚式を軽井沢で挙げることになった。式と披露宴は金曜日の夕方から。僕自身にとってはお顔を見かけた程度の方だったので出席しなくてもよかったのだが、軽井沢まで行くのであれば僕もついていって教会の式には出席してついでに宿泊してしまおうってことになった。

さて、どこに泊まるか。それはもう万平ホテルしかないでしょう。何故って老舗だしジョン・レノン(とヨーコ)が宿泊していたとこだから。(ジョン・レノンが特別好きって訳ではないがビートルズの一部が存在した場所ってことに意味を感じた。)軽井沢もめったにいかないしアウトレットとかで一日は遊ぶということで金曜日休みで2泊することにした。

で軽井沢へ。式は滞りなく終わり披露宴へ。僕は披露宴には参加しないのでホテルへ。ちょっと恥ずかしいけどホテルの人にジョン・レノンの写真とかはないですかなんて聞いてみる。昔は常設展示みたいなものがあったらしいのだが今はなく、一部廊下に写真が展示されているだけとのこと。場所を聞いて見てきた。

披露宴から妻がホテルに戻ってきたところでホテルのバーへ。
カウンターの中にはネットで見た顔が。ジョン・レノンからロイヤル・ミルクティーの入れ方を習ったというおじ様だ。注文等々で言葉を交わした。なんとなく感動。(当然、翌日はホテルのカフェでロイヤル・ミルクティーを飲んだ。)

翌日はジョンレノンがよく行っていたというカフェである離山房やパン屋やアイスクリーム屋などなども見てきた。さらに翌日はアウトレットへ行って家路に。

万平ホテルで宿泊した部屋は本館にあたるレトロなアルプス館。テレビもない。
事前にそこまでは調べてなかったのだが、ジョン・レノンが宿泊していたのもアルプス館。128号室。僕らが宿泊した部屋の斜め向かいの部屋だ。128号室?。これは何かの因縁か。
ジョン・レノンがニューヨークの自宅前で凶弾に倒れたのが1980年12月8日。128。きっとどこかで話題になった話だとは思うが1975年~79年まで毎年長期滞在していたホテルの部屋が128号室で、亡くなったのがその翌年の1980年12月8日。

『畜生 まったく楽じゃないぜ。
世の中どうかしてやがる・・・・僕を磔にするつもりなんだ。』

凶弾に倒れる前に、既に伝説/歴史となっていた男が、宗教も天国もないと言っていた男が、自分達はキリストより人気があると言っていた男が、ファンによってファンにとっての神となった。

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