with the beatlele: 13.01. Come Together (030 J/D 24/213)

2009/06/11

13.01. Come Together (030 J/D 24/213)

『また集まろうよ、今すぐ、僕のところに。』

サッカー日本代表がワールドカップ出場を決めた。4回連続だから大したものだ。
僕自身はサッカーの大ファンって訳ではないが、スポーツを見ることは大好きなので代表の試合や応援しているチームの試合は見る。ちなみに僕はジュビロ磐田を応援していてジュビロが東京に来た時には競技場まで足を運ぶことが多い。(過去何年かは強かったがドゥンガなきあと弱っちくなって、昨年は入れ替え戦にまわるまでに。今年は最初はダメダメだったが現在はイ・グノ様のおかげで真ん中辺りに引っかかっている。)

では強豪リバプールの地元出身であるビートルズはサッカーが好きか?ビートルズに関する本を何冊かは読んでいるがそんな話は出てきたためしがない。ネットで調べてもどうも特にファンだということはないらしい。 (やっぱりロック少年でスポーツとか興味なかったのかな。)

試しに歌詞でfootballが出てくるか調べてみるとこの『Come Together』だけがヒットした。
 『He got toe jam football』(toe jam:足指の間や爪にたまる垢。意味不明。)
(ところで有名な"YEAH"は何曲で使われているか?)

この歌はジョンがビートルズ一人一人のことを歌ったものだとのこと。(初めて知りました。半端だ。(I'm a mimic fan,yeah!))各パラグラフがそれぞれのことを述べているらしい。このfootballが出てくる部分はポールのこと。上の歌詞で裸足であることを示し、『Abbey Road』の写真にそれが反映されているとのこと。
このパラグラフでジョンは『俺が言いたいのは”お前は一人(free:自由)になるがいいさ”ってことだけ。』と言っている。この時期ビートルズは既に解散を前提に活動しているといった状態であり、またポールがその解散を主導していることに対するジョンの気持ちを表わしていると。(ジョンがきっかけを作ったらしいが、本気だったか?結局実際の解散に向けてはポールが進めたとのこと。)

でも僕はなんとなく違うような気がする。"free"が何から自由になるのか、何から開放されるのかが問題だ。解散前であることを前提に考えると確かにビートルズから自由になり一人になると考えてしまう。(実際にそうなったし。)
でもジョンは『Come Together』って言っている。
そのことから、ジョンはその時ポールが縛られていたもの、解散に向かわせていたものから自由になれって言っているんじゃないかと・・・。しがらみを捨てて僕らの音楽をやろうよって。でもってまた一緒にやろうよって。一緒にビートルズになろうよって。(ビートルズではない違う形かもしれないけど。)俺は今でも皆のことをよく分かってるんだ(ジョンらしく皮肉っぽくだけど)、また一緒によろうよってメンバー全員に語りかけているんじゃないかと。結局ビートルズは解散しちゃったけど。

『また集まろうよ、今すぐ、僕のところに。』

サッカー日本代表も予選が終われば一旦解散しちゃう。予選に出ていたメンバーがワールドカップの代表として召集される保障はない。でも各代表は知っているはずさ。
一旦はバラバラになって、敵になって戦うけど、でもその戦いが次に代表として岡田監督のもとに集まるためのステップになるんだってことを。
バラバラになったビートルズだって全員が生きていれば、まずはいがみ合うけど、こなれたいいおじさんになれば、また集まって、何か新しいものを見せてくれたかもしれない。

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