with the beatlele: 04.11. Every Little Thing (046 J/A 31/213)

2009/07/19

04.11. Every Little Thing (046 J/A 31/213)

『彼女のすることは どんな些細なことでも僕のため』

ビートルズのCDがデジタル・リマスターされる。(発表は今年の4月だから目新しい情報ではないが。)

リマスターとは、要はじゃまな音は取り除いて”最も音源に近い”サウンドを再現するってことらしい。

ネットによれば、

”リマスター作業は、最新のレコーディング・テクノロジーに加え、ヴィンテージのスタジオ機材も用いながら細心の注意を払って実施。クリック音、ヴォーカルの破裂音などは曲本来のイメージを損なわない限りにおいて修復。また、リマスターの際に多用されるノイズの除去なども、ビートルズの楽曲の重要性に鑑み、曲本来の持ち味をなくさないよう行なわれ、作業チームによる度重なるチェックを経て、チームの全員からOKが出るまで、延々と続けられたという。 こうしてオリジナルのリリース以来、最も原音に近いサウンドとなった。”

とのこと。


正式版CDを持っていない半端なファンとしては買うべきなんだろうなーー。

2009年9月9日発売アルバム・タイトル及びオリジナル発売日
(1)『プリーズ・プリーズ・ミー(PLEASE PLEASE ME)』(TOCP-71001) 1963年3月
(2)『ウィズ・ザ・ビートルズ(WITH THE BEATLES)』(TOCP-71002) 1963年11月
(3)『ハード・デイズ・ナイト(A HARD DAYS NIGHT)』(TOCP-71003) 1964年7月
(4)『ビートルズ・フォー・セール(BEATLES FOR SALE)』(TOCP-71004) 1964年12月
(5)『ヘルプ!(HELP!)』(TOCP-71005) 1965年8月
(6)『ラバー・ソウル(RUBBER SOUL)』(TOCP-71006) 1965年12月
(7)『リボルバー(REVOLVER)』(TOCP-71007) 1966年8月
(8)『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(SGT.PEPPER'S LONLEY HEARTS CLUB BAND)』 (TOCP-71008) 1967年6月
(9)『マジカル・ミステリー・ツアー(MAGICAL MYSTERY TOUR)』(TOCP-71009) 1967年11月
(10)『ザ・ビートルズ(2枚組)(THE BEATLES)』 (TOCP-71010-11) 1968年11月
(11)『イエロー・サブマリン(YELLOW SUBMARINE)』 (TOCP-71012) 1969年1月
(12)『アビイ・ロード(ABBEY ROAD)』 (TOCP-71013) 1969年9月
(13)『レット・イット・ビー(LET IT BE)』 (TOCP-71014) 1970年11月
(14)『パスト・マスターズ Vol.1 &2 (2枚組)(PAST MASTERS Vol.1 & 2)』(TOCP-71015-16) 1988年3月
※(1)~(4) 初ステレオCD化。オリジナル・ステレオ・ミックスをリマスター。
※(5)(6) 87年の初CD化の際、ジョージ・マーティンがミックスし直したヴァージョン。
※(8) ブックレットには1987年のライナーノーツとポール・マッカートニーによって新たに書き加えられたイントロダクションが加えられる。
※(11) ブックレットにはオリジナルUSライナーノーツが加えられる。
※(14) Kevin Howlettによって書き下ろされた新しいライナーノーツが入る。
※ボーナス映像付(1)~(13):CDエキストラ仕様。それぞれのアルバムにまつわるレア映像、未発表映像、スタジオでの会話等から構成された5分間映像
※ブックレット: オリジナル・ライナーノーツ、写真























Beatles (Long Card Box With Bonus Dvd)
『The Stereo Albums』(ボックスセット)(1)~(14)のボックス・セット同時発売予定TOCP-71021–71036 『The Beatles In Mono』(ボックス・セット)












『彼女のすることは どんな些細なことでも僕のため』


ビートルズ・ファンとしては彼らの演奏のどんな些細ことでも知りたいのが心情。スタッフがファンのために4年の歳月をかけたこのリマスターによって”最も原音に近い”、より生に近い音、より仔細な部分も再現した彼らのサウンドが聞けるということで喜ばしいことであろう。

ただ"Let It Be... Naked"の時に、確かにより生に近い音、より仔細な部分を再現した彼らのサウンドが聞けるようにはなったけど、若かりし頃から聞いて染み付いてしまった音との違いにとまどってしまった。昔の音を聞いているものにとってはモノラルな音や雑音や余計なアレンジまで含めてビートルズだったのだ。

リマスターによって再現された音に、本来の音なんだろうけど、慣れるのに時間がかかるかもしれない。


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