with the beatlele: 02.14. *Money (126 J/E 19/213)

2009/05/31

02.14. *Money (126 J/E 19/213)

『人生で重要なのは自由であることさ。お金で全てが買えるわけじゃないし。でも金をくれ。』

確かにお金があれば自分がやりたいと思ったことで、実際にできることの範囲は広がる。でもそれに伴ってやりたいと思う範囲も広がる。でもって今あるお金では自分のやりたいことができない状態になり、金をくれとなる。きりがない。 究極は『やりたいこと』が何かの行動ではなく『お金を増やしたい』ということになる。

じゃ次々お金が手に入れば自由の度合いが増えていると感じているのかというとそうとも言い切れないい。結局自分が持っているお金の枠のちょっと外側にやりたことの枠があり、その枠も広がるから、その枠に縛れている感覚がなくならない。よって自由だとは感じない。

これが正に金融恐慌の元凶だ。ウォール街だけが悪いわけじゃない。やりたいことの範囲を制御できない、いや、やりたいことの範囲が自然と広がってしまう人間の思考がよろしくない。これはウォール街の人間だけじゃなくて一般の人間も持っている考え方でこれが金融恐慌に繋がっている。

人間以外の動物は自分ができること(その動物としての機能。現状の人間で言えばお金になっちゃう。)の枠の内側にやりたいこと(その動物としての本能からくる行動)の枠がある。できることしかやらないし基本はそれ以上を求めない。だから自由なのだろう。

確かに動物は自由であるとは思う。だが弱肉強食で弱者は食べられてしまう。だから進化の名の下に環境に合わせて長い時間をかけて変化していく。ガラパゴスでは陸で餌をとっていたイグアナが餌での競争を避けて海に入れるように変化した。自分の機能(自分ができることの枠)を変化させていくのだ。決して枠を広げるわけではない。 (細菌やウィルスも増えすぎた人間を制するために変化している。動物としての人間は、現代においては生き残るために自分の機能を変えるのではなく周りの環境を変えていくことを選択した。)

人間だって枠を広げるのではなく環境に合わせて変化していくことはできるんじゃないのか。お金を増やすことを考えるのではなく、今ある中で使い道を変化させていくのだ。有限の地球(宇宙)資源の中で『代わり』を考えていくのだ。(ラグビーの精神『ONE for ALL , ALL for ONE』だ。一人一人が地球全体のことを考えて行動すれば、地球だって人間を生かしておいてくれるさ。)

現在、GREENどうしただとかSMART何とかだとかの名の下に変化の道を考え始めた。でもやりたいことの枠の広がりを止めてそれを変化させるまでには至っていない。

『人生で重要なのは自由であることさ。お金で全てが買えるわけじゃないし。でも金をくれ。』

かくいう私もやりたことの枠がお金の枠の外側にあって不自由を感じることだびたび。
だから変化してお金の枠を意識しないで(お金の枠をそのままに、あるいは小さくして、生きる目的を変化させて)人生を楽しめるよう、自由を感じられるようBLOGを書いたりウクレレを弾いたりしているのさ。

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