with the beatlele: 05.08. *Act Naturally (005 R/G 12/213)

2009/05/16

05.08. *Act Naturally (005 R/G 12/213)

『映画に出てくれ。いつも通りに振舞ってくれればいい。一人ぼっちで寂しい男の話だから。』

Act Naturally , act actually , love actually. Love Actually!!
少々無理があるが曲名を見たとき好きな映画の題名が頭に浮かんだ。

空港の到着ゲートでカップルや親子など様々な人々がキスをしている映像が流れる中で『愛って実際(特別なものじゃなくて)いたる所にあるもんなんだよね』って首相役のヒューグラントが言うんだ。
0911以来何となく宗教間や国家間での衝突や憎しみなど殺伐とした雰囲気につつまれている中、愛は直ぐ目の前にあるんだと主張する。

映画は様々なカップル(親子、姉弟などもある)が様々な状況の中でそれを乗り越えていく、というか受け入れていく。多くが愛を与え受け取ることで幸せになっていく。
精神的な問題で入院している弟を持つ姉が自分の恋よりも弟との関係を(世話することを)優先し一見愛を獲得できなかったようにも見えるが、そこには姉弟間の愛が存在している。
友人の恋人を好きになってしまった一人もので寂しいオクテの青年が、その二人の結婚式のカメラマンを担当する。その女性がオクテ青年が撮影した映像を見た瞬間、オクテ青年の自分への好意を認識する。オクテ青年はクリスマスの夜に紙芝居をつかってその女性に自分の気持ちを伝える。今は実らぬ思いではあるがオクテ青年はとても幸せそうな顔になる。

皆それぞれの関係の中で自分の思いを伝えるためにそれぞれの行動をとる。
いや違う。
自然に湧き上がった感情からとった行動が結果的にその思いを伝えることになったんだ。

『自然に振舞えばいい。』 一人ぼっちで寂しいと思い込んでいる男だって。

Act Naturally , Love Actually!

愛ってのは何か特別なものではなくって、意図して何かを伝えようとする装飾されたものではなくって、自然に生まれてきた感情に従って自然に振舞ったその行為の中だけにあるものなのだと思うから。

(この曲はビートルズが作った曲ではありません。)

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