with the beatlele: 17.03. Remaster Review 03

2009/09/28

17.03. Remaster Review 03

FC東京とジュビロ磐田戦を味の素スタジアムに見に行った。

ヴェルディがJ2になりジュビロが弱くなってから、ジュビロが東京で試合をするのはFC東京戦だけになっている。
昔はヴェルディ戦があり、浦和や鹿島との試合を国立競技場でやったりして年に何戦かジュビロを戦を見ることができたのだが、今はジュビロが弱くJリーグ人気も前程ではないためか国立競技場での実施がない。寂しい限りだ。

ジュビロに名波(妻がファン)がいたころは一階の左側のコーナー近くに席をとったが、名波なき今はというか今回はメインスタンドほぼ中央(ちょっとジュビロ寄り)の2階席をとった。試合が良く見える。(といってサッカーに詳しくはない。単にスポーツに熱くなれるだけのファンなのだが。)

試合はまずまずおもしろかった。

前半は押され気味ではあった。何度か得点チャンスもありまー白熱した試合だったが両チーム得点なし。試合が動いたのは後半。まずはFC東京が得点。FC東京はデクノボウと思われていた平山がセンターで機能していてゴール前に入れて戻してジュビロのディフェンスが固まったところでスペースにパスしてシュート。お見事。

その後ジュビロがゴール前の混戦から前田が押し込んで同点。さらにコーナーキックからドンピシャでグノ様に合わせて逆転。ヤッターと思いつつ、今のジュビロはこれで終わる訳はないと夫婦二人でこの先を心配していた。

で思った通りまずは同点。で、ロスタイムに逆転。最近のジュビロの典型的なパターン。

とはいえFC東京のサッカーは非常に良かったのでは。
平山等がゴール前でポストでプレーしてジュビロのディフェンスを集めてスペースを作りフリーになった選手がセンタリングやシュート。鮮やかな展開だった。

それにつけてもジュビロ。ドュンガや名波や藤田がいなくなってからの変革ができていない。

時代に合わせた”リマスター”ができていないのだ。(ここで来たか!!)

そこそこ有望な新人を獲得していながら、その成長も今一見られず、試合後半の守りに問題があることが明白なのにそれも全然改善されない。これは監督とスタッフの問題でもある。

ビートルズのリマスターには監督(プロデューサー)とスタッフ(エンジニア)が一生懸命やっても4年の歳月を要したようだ。ジュビロのリマスターだって時間はかかると思うがかかり過ぎ!!別に往年の姿(流麗なパス回し)を残したままでリマスターしろとは言っていない。別に全く新しいサッカーをやったっていい。ファンを感動させるようなサッカーをしてくれ!!
ビートルズのリマスターはファンを感動させてくれたぞ!!!

日本も現在は民主党による”リマスター”中だ。

首相(プロデューサー)と官僚(スタッフ)の対立構造の中ではビートルズのリマスターより時間はかかると思う。でも何が良くて何が悪いかはちゃんと話あえば分かるはずさ。国民は今の日本を憂いているのだ。頭の良い官僚はそれを理解できるし、その改善策だって分かっているはず。
で、どんなに上手くやったって短期的な評価では批判は出るのだ。そんなの関係ない。長い目で見て日本人を感動させる、あの時の痛みを伴う変革はここで生きたんだ、なんて思えるリマスターを是非やってもらいたい。

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