with the beatlele

2009/10/14

00.00. Information

 ビートルズの曲名や歌詞からお題をもらって感じたことを綴ってみたいと思います。

0.はじめに


17.00. Remaster Review Index

ビートルズ リマスター レビュー


曲の分析等は他の真性ビートルマニアの方におまかせして、リマスターに伴ってその他に感じたことを記してみたいと思います。



  Album Review: The Beatles - Please Please Me [Remastered]
 Album Review: The Beatles - With the Beatles [Remastered]
 Album Review: The Beatles - A Hard Day’s Night [Remastered]
 Album Review: The Beatles - Beatles for Sale [Remastered]





17.05.Remaster Review 05

店で買いそびれ、ネットもあまり使わない友人にために予約しておいたビートルズ リマスター モノ盤が届いた。

17.04. Remaster Review 04に書いたが、その友人もアマゾンで予約できてしまったので、結局自分のものとしたやつだ。

僕はビートルズの似非ファンを自認しているレベルで、マニアでもコレクターでもなく、仔細な音に拘りもないのでステレオ盤で充分だと思っていた。
ただ、いざモノ盤が目の前に存在していて、『モノ優先で作っていたのだからモノで聴くべし』なーーーんて言われると”そうなのか!”なーーって単純に煽られてしまう優柔不断な性格なので、やっぱり自分も欲しいってことになってしまったのだ。

それに、00.08. My collection (or The Evidence Of A Mimic Fan)にも書いているが、僕は似非ファンであることの証明としてLPレコードを1枚も持っていない。(若き頃は友人のレコードを借りて聴いたり、それを録音して済ませていた。)
よって、今回のステレオ盤に加えてモノ盤も手に入れれば、ミニチュアではあるがアルバムのレコードイメージは手に入れたことになるなーーって考えちゃったのだ。


で、実際に手に入れてみて思ったことは?


値段が高い!
この値段のおかげでマイナスを取り返すべく僕はゴルフに行くのを止めた。が、僕のプラス(ビートルズのCDゲット)に対抗して妻が洋服類を買った。(僕がステレオ盤とモノ盤にかかったお金分は使ったか・・・。)従って、さらにマイナスを取り返すために僕の秋物の洋服類の購入はなしだな。


それにしても海外の値段の1.5倍~2倍の値段はないんじゃないか。
モノ盤は当初友人のためのものだったので日本語盤だから4万円弱。日本語訳やらに少々かかるとしても、どう見ても中間にいる人々を食べさせる費用と日本法人の利益に貢献していることは間違いない。(何事もきっちり丁寧にやる、やってないと怒る国民性なので他国よりラッピングやら何やらに余分にお金がかかるし、販促費用も海外よりは上乗せする必要があったのだと思うがそれにしても・・・・。)


良い面としては、CDジャケットを入れている透明の”入れ物”が良くできている。
説明が難しいが、フラップ状になっている側とは反対となる側の袋の入り口が切りっぱなしじゃなくて内側に折り込まれている。そのおかげでCDジャケットが”入れ物”に入れ易くなっている。この辺りは日本で作っている成果じゃないのか。


その他気がついた点としては、”with the beatles”のジャケット右上の”mono”の文字。僕のブログのヘッダーは”with the beatles”のジャケットをパクッていて右上にはMONOの文字を入れていた。
”with the beatlele”の部分は似せたつもりだったがMONOの文字を大文字にしてしまっていた。実際は小文字。同じフォントはないが似たようなもので代用して修正。僕のブログにとっては”mono”の文字にも意味がある(00.02. Named After (to English version))のに良く調べもせずにだめだなーーー。(PPMもHDNも小文字なのに。似非ファンであることがまた証明された。)


音的には聴きくらべをするつもりはないが、今後じっくりと聴いていきたい。



2009/10/08

13.00. ABBEY ROAD (Index)

99.00. Albums

99.13. ABBEY ROAD

13.01. Come Together  @24/213
13.02. Something
13.03. Maxwell's Silver Hammer
13.04. Oh! Darling
13.05. Octopus's Garden
13.06. I Want You
13.07. Here Comes the Sun
13.08. Because
13.09. You Never Give Me Your Money
13.10. Sun King
13.11. Mean Mr. Mustard
13.12. Polythene Pam
13.13. She Came in Through the Bathroom Window
13.14. Golden Slumbers
13.15. Carry That Weight
13.16. The End
13.17. Her Majesty @35/213


13.17. Her Magesty (067 P/D 35/213)

『女王陛下はとってもいい娘 だけどたいした意見をもっていない』

週末に皇居に行った。
東京に20年以上住んでいるのに初めてだ。

雨が続いていたがその日は晴れたのでどこか散歩に行こうと思ったのだ。いつもは井の頭公園や新宿御苑や代々木公園にに行くのだが、何かの折に皇居の話題が出て、一部は無料(皇居東御苑)で入ることができるらしく、じゃー丸の内での買い物がてら行こうってことになった。
無料部分以外も予約すれば見られるので今度見に行ってみよう。)

実際行ってみると城跡だった。江戸城跡だから当たり前だが城跡だ。ところどころに皇居に関連した建物はあるが城跡だ。

でもすごい。遠目には見ていたが、真近で見るてみると・・・感動した。
クレーンもない時代に巨大な石を積み上げて石垣にしている。ピラミッドと同じでこれも金字塔と呼んでもいい。お濠だってすごい。これもショベルカーとかない時代に人間が作ったのだ。人間は偉大だ。

一方で権力集中がすごいものを生み出すのだなとも思った。

ピラミッドにしてもローマの遺跡にしてもパリのお城にしても一部の人間に権力(お金)が集まったからこそ、膨大な資金と手間を注ぎ込むことで後世遺跡と称されるようなものが作れたのだ。
近代ではそこまで権力と金は一部の人間に集中していないし、道具が発達した結果で作れたものがほとんどだから、後世に遺跡として残せて人間の感動を呼べるものはないんだろうなーーー。
(ビートルズの楽曲は”遺跡”として後世の人間の感動を呼べるものだ。レコードやCDになったものやりマスターできたのは進化した道具のおかげだけど、歌詞や曲や演奏はまさに人間の手によって作られたものだから。そっかーー。現代の建物でもそれを設計した人や道具を考え作った人なんかは感動的だとも言えるな。まーー後は後世の人に考えてもらいましょう。)

で、この皇居に住んでいるのはもちろん天皇陛下と皇后様。




太平洋戦争を経た昭和天皇や現在の天皇陛下が、アメリカ軍の占領を受けその立場が危うくなった時にどう考えていたかは良くは分からない。自分の天皇としての立場がなくなったとしても国民を守ろうとしていたのか、占領前に他国を自国に併合していくことをどう考えていたのか。他の国々も他国を自国に併合していた時代だから当たり前だと思っていたのか。

いずれにしても紆余曲折の末、天皇は権力のない国民の象徴として残ることになった。
これってよかったと思う。日本という国の生い立ちを後世にも”具体的に”分かるようにしたのだ。単純な論理では必要ないかもって思うかも知れないが、そこに何かおまけみたいなものが、一見余分なものじゃないかって思うものが具体的にあるだけで、その余韻が周りに影響を与えて何かしらの感慨を呼ぶものになる。

ビートルズの”Her Majesty”もそういった曲だ。
”The End”でビートルズが完全に終焉を迎えたと思った後、この曲が流れる。それはエンジニアによる偶然の産物だったかもしれない。でもこの曲があるおかげてビートルズ終焉の余韻が広がった気がする。まだ何かあるんじゃないかと・・・・。

2009/09/30

17.04. Remaster Review 04

前回のリマスター・レビュー(17.02. Remaster Review 02)に登場した友人から昨日携帯電話にメールが来た。

リマスター・モノ盤を予約できたというのだ。

確かに現在でもEMIのホーム・ページビートルズ・オフィシャル・ストアでは予約は受け付けていたのだが、HMVはだめだし、アマゾンもタイミングがよければ受け付けている場合がある程度の状態だった。

で、彼はアマゾンで予約できたという。実際に行ってみると・・・、確かに受け付けている。(ザ・ビートルズ・モノ・ボックス(BOX SET)【初回生産限定盤】)予約が一杯になって受付が停止するかも知れないが、少なくとも今現在でも予約を受け付けている。(前回の投稿で希少価値があるものをゲットできてうれしい!なーんて書いたけど、希少価値はそんなにはないものになりつつあるかも。)

この間の話だと彼はネットで予約なんてしないって感じで言っていたが、別の人に頼んだかか自分でやったか・・・。

まーいずれにしても欲しがっていたものが予約できてよかったと。
僕の方でも彼のために予約しておいたのだが、実際に商品が届くまでどうなるか分からないので連絡していなかった。結果としてその分が無駄になってしまうな。なんて言いながら妻が許せばそれは自分の分としてしまえるなとほくそ笑んでもいたのだが。

で、昨日の夜にその旨妻に話をしたら、良いとも悪いとも言わない状態。勝手にいい方に解釈をして自分の分としてしまうことにした。似非ビートルズ・ファンとしてはLPも持っていないので、LPのスリーブなどまで再現したものが付いてくるならうれしいし。

ただ、4万円弱は痛い。今後ゴルフも2回ある予定なのだが、早速1つはキャンセルした。CDで4万円も使ってさらにゴルフだなんていったら機嫌が悪くなるのは目に見えている。

ところで、限定1万セットとか言っているけど、実際はもっと作ってるんだろうな。海外も合わせたら1万セットしか販売しないなんて普通に考えても少な過ぎるし。(って、曲がりなりにもビートルズ・ファンである立場での意見なんだけど。)他のホームページでの意見を見ても限定といいながらそれ以上に作るのは普通にあることらしいし。

で、この限定云々ってのは購買意欲を湧かせるよね。
今回のモノ盤なんて同じ曲が入っているだけなのに、テイクやミックスが違うってだけで別商品にしてマニア心をくすぐって買わせようとしている。ビートルズのマニアは基本的にはそれなりの年齢の方々が多いので少々高くったって売れるし。ジョージ・マーティンやジェフ・エメリックの発言でも”その時代はモノラル優先でミックスしたからモノで聴かなくちゃだめ!”なんて煽ってるし。

実際僕はFor Saleまではモノラルで、それ以降はステレオでしか聴いたことがなかったし、曲がりなりにもファンの片隅にいるつもりでいて、それなりの年齢になっているので、確かにこれらの発言に煽られて買いたい気持ちになっていた。(詳細な音の違いなんてあまり興味がないし、それにとっても高いのにもかかわらず・・・。)

いずれにしても・・・、欲しい人が正規の値段でその商品をゲットできることはいいことだということで、めでたしめでたし。(とはいえ日本語版は輸入盤に比べて高すぎだけど。)

2009/09/28

17.03. Remaster Review 03

FC東京とジュビロ磐田戦を味の素スタジアムに見に行った。

ヴェルディがJ2になりジュビロが弱くなってから、ジュビロが東京で試合をするのはFC東京戦だけになっている。
昔はヴェルディ戦があり、浦和や鹿島との試合を国立競技場でやったりして年に何戦かジュビロを戦を見ることができたのだが、今はジュビロが弱くJリーグ人気も前程ではないためか国立競技場での実施がない。寂しい限りだ。

ジュビロに名波(妻がファン)がいたころは一階の左側のコーナー近くに席をとったが、名波なき今はというか今回はメインスタンドほぼ中央(ちょっとジュビロ寄り)の2階席をとった。試合が良く見える。(といってサッカーに詳しくはない。単にスポーツに熱くなれるだけのファンなのだが。)

試合はまずまずおもしろかった。

前半は押され気味ではあった。何度か得点チャンスもありまー白熱した試合だったが両チーム得点なし。試合が動いたのは後半。まずはFC東京が得点。FC東京はデクノボウと思われていた平山がセンターで機能していてゴール前に入れて戻してジュビロのディフェンスが固まったところでスペースにパスしてシュート。お見事。

その後ジュビロがゴール前の混戦から前田が押し込んで同点。さらにコーナーキックからドンピシャでグノ様に合わせて逆転。ヤッターと思いつつ、今のジュビロはこれで終わる訳はないと夫婦二人でこの先を心配していた。

で思った通りまずは同点。で、ロスタイムに逆転。最近のジュビロの典型的なパターン。

とはいえFC東京のサッカーは非常に良かったのでは。
平山等がゴール前でポストでプレーしてジュビロのディフェンスを集めてスペースを作りフリーになった選手がセンタリングやシュート。鮮やかな展開だった。

それにつけてもジュビロ。ドュンガや名波や藤田がいなくなってからの変革ができていない。

時代に合わせた”リマスター”ができていないのだ。(ここで来たか!!)

そこそこ有望な新人を獲得していながら、その成長も今一見られず、試合後半の守りに問題があることが明白なのにそれも全然改善されない。これは監督とスタッフの問題でもある。

ビートルズのリマスターには監督(プロデューサー)とスタッフ(エンジニア)が一生懸命やっても4年の歳月を要したようだ。ジュビロのリマスターだって時間はかかると思うがかかり過ぎ!!別に往年の姿(流麗なパス回し)を残したままでリマスターしろとは言っていない。別に全く新しいサッカーをやったっていい。ファンを感動させるようなサッカーをしてくれ!!
ビートルズのリマスターはファンを感動させてくれたぞ!!!

日本も現在は民主党による”リマスター”中だ。

首相(プロデューサー)と官僚(スタッフ)の対立構造の中ではビートルズのリマスターより時間はかかると思う。でも何が良くて何が悪いかはちゃんと話あえば分かるはずさ。国民は今の日本を憂いているのだ。頭の良い官僚はそれを理解できるし、その改善策だって分かっているはず。
で、どんなに上手くやったって短期的な評価では批判は出るのだ。そんなの関係ない。長い目で見て日本人を感動させる、あの時の痛みを伴う変革はここで生きたんだ、なんて思えるリマスターを是非やってもらいたい。

2009/09/25

17.02. Remaster Review 02

シルバー・ウィーク中に同じ高校、大学(学部は違うが)に通った友人と会った。

年に1,2回会っていた彼が大阪転勤になって2年位会っていなかったが、東京にも頻繁に戻ってくるようになっていたので久々に飲んだのだ。

その彼はこのブログにも何度か登場しているビートルズのファン。(ポール・マッカートニーのコンサートがあれば全ステージを見に行くし、家には彼らが使用した楽器と同種のものが置いてある。)
高校時代にはビートルズのコピーバンドをやろうとしていた。僕も単に左利きだという理由でお誘いがあったが楽器はできず、高い声は出ないし、ハモれないし、人前で何かする性格でもなかったので不参加。(今思えば参加していれば音楽に対する今の苦労は軽減されていたかも。でも、今感じている新鮮さは得られなかったか・・・。)

話はビートルズから離れるが、彼は東京でマンションを持っているが大阪転勤後他の人に貸している。今は東京にも週の半分くらいいるのに契約上自分の家には帰れない状態で会社の寮にいるそうだ。
驚いたのは大阪のアパート家賃も会社持ちなこと。ってことはマンションを貸しているお金は全て自分の懐に入ってくる。リッチな日々が続いているのだ。うらやましーーー。(リマスターのBOXも日本語版のモノ、ステレオ両方買ったってどうってことない状態だ。)

話を戻して、
飲んでいて自ずとリマスターの話になった。
ところが、彼は仕事が忙しくて出遅れてリマスターのBOXを手に入れてなかった。特にモノ盤が欲しかったらしいのだがこの時点では当然売り切れ。それじゃーってことで、ステレオ盤ではあるが、その場でiPodで聞かせてあげた。(会話がなくなり彼は一人の世界に没入。)

彼は家でネット・サーフィンもしないので、仮に見つかるようだったら買っておいてあげることにした。ただし、当然アマゾンでもHMVでも通常売り切れ状態なので出物があったらということで・・・。僕もやっぱりモノも欲しいかなと思ってたまにアマゾンなぞを見ていた時に、出品ものではなくアマゾンが正規の値段で販売しているタイミングがあったから可能性は0ではないと思っていた。(アマゾンでは5万円程度での出品はあるが、それを買うのはくやしいし最終手段と考えていた。)

で、昨日何気なくアマゾンを見ていると・・・・。
何と日本語版ではあるが出ているではないか!!!販売者はアマゾンとなっているし、正規の値段だ。お届け予定は10月18日。直ぐにカートへ。注文完了。(その後直ぐにそのエントリーは消えたようだ。)
物が届くまではどうなるか分からないが、希少品をゲットできた喜び!!。
ただ、ぬか喜びにならないよう彼には実際に物が届いてから連絡することにしている。(彼はこのブログの存在は知っているが、見てはいない。まー見られてもいいけど。)

仮にゲットできたら事前に聞いていいことになっている。当然パソコンには保存予定。

あーーでも物が届いたら自分のものにしたくなっちゃうかなーーーーー。

2009/09/19

15.00. PAST MASTERS 1

99.00. Albums

99.15. PAST MASTERS VOL.1
 99.16.PAST MASTERS VOL.2

15.01 Love Me Do  @8/213
15.02 From Me To You
15.03 Thank You Girl
15.04 She Loves You
15.05 I'll Get You
15.06 I Want To Hold Your Hand
15.07 This Boy
15.08 Komm Gib Mir Deine Hand  @22/213
15.09 Sie Liebt Dich @34/213
15.10 *Long Tall Sally
15.11 I Call Your Name
15.12 *Slow Down
15.13 *Matchbox
15.14 I Feel Fine
15.15 She's A Woman
15.16 *Bad Boy
15.17 Yes It Is
15.18 I'm Down

50.46.Sie Liebt Dich (160 JP/G 34/213)

Sie Liebt Dich 』

9月の一週目に夏休みを取った。

夏休みは8月末から9月の頭ころに取ると決めている。
その期間に結婚記念日があるからだ。

また、夏休みは海外でのんびりすることにしている。
(一見豪華に聞こえるが、我家の状況としては日頃あまり飲みにいかないし、遊びに行かないしないし、子供はいないし、車もないしで、他の方々がそれらに費やしているお金を一点に集中して社会に還元しているだけであって、そんなに贅沢をしているとは言えないよね。と自分には言い聞かせている。)

フラをやっている妻とウクレレを持っている(ハワイアンは弾かないが)僕らとしてはハワイに行きたいなーーといつも思う。
でもハワイのホテルに泊まる費用があれば東南アジアでコテージに泊まれ、上手くすればコテージにプールまでつく。
ってんで、通常はバリやプーケットなどが候補となる。

去年はサイパンの近くにあるロタ島に行ってみたが、アメリカナイズされていて、ホテルの従業員の島の良さがなくガッカリ。
(ココナッツジュースを飲ませてくれた農園を管理しているおじさんだけが島の人ぽくって救いになった。)

で、去年の失敗を踏まえて、今年は確実なところにしようと2度目のタイ・サムイ島にした。

数年前に行った時にはビーチサイドのプール付きの広いコテージで、
礼儀正しいいかにもといったタイ人の執事もついて日長一日コテージにいても問題なく、大満足した記憶があったからだ。

ただし、今回はこのご時世なので宿泊先のランクは落とすことにした。(専用執事はいないがでもプールはついている。)

行ってみると、ビーチから一番遠いコテージでここで一日を過ごすって感じではなかったが、プールサイド、ビーチサイドでのんびりできたし、食事もマッサージもまずまずだった。

あと、サムイ島は観光客としてヨーロッパ人が多いって特徴がある。

Sie Liebt Dich 』

今回の話は歌詞の内容とは関係がない。ドイツ語ってところがポイント。

そう、サムイ島はヨーロッパ人が多いと言ったが、ドイツ人とイタリア人が多いらしい。
実際僕らが宿泊したところでも、やっぱりドイツ人とイタリア人が多かった。(その他に東欧系、ポーランドか旧ソビエトの一部か?)

ドイツ人は男同士のカップル。どうみても片方が彼でもう一方が彼女って感じだった。
ビーチにはトップレスになるなって表示。タイだからその辺り厳しいのだろうが、ヨーロッパの客が多いからか。

でもヨーロッパ人って皆ペラペラっと英語をしゃべる。よくしゃべらないって言われているイタリア人やフランス人もしゃべってる。

(って毎回思って、一時期やるけど長続きしないんだよね。)


2009/09/18

17.01. Remaster Review 01

ネット上ではビートルズ・リマスター盤花盛り。
僕の所にも9月10日にステレオ盤が届いていた。
最も安く手に入れる方法ってことで輸入ものをHMVのマルチバイ(30%引き、¥21,088)で買ったのだ。
 Beatles (Long Card Box With Bos Dvd)  


今回販売された品々については、当時はモノラルを中心にに製作していて、ステレオは片手間にミックスしただけだからモノラル盤を聴くべしってことらしいが、音を緻密に比較して云々する程ではないので僕はステレオ盤で問題なし。


って、えらそうに言っているが、似非ファンである僕はそもそもOFFICIALなレコードやCDを持っていなかった。
BBCものやANTHOLOGYは持っているが、その他通常のはECHO INDUSTRYってところが作成したまがいものCDだけ。
だからOFFICIALなCDが手に入って涙が出る程うれしいい!!!。ECHO INDUSTRYのはJACKETもなかったし。


輸入盤にしたのは安いから。日本語盤じゃなきゃ付いていないものもあったり、DVDに日本語字幕もなかったりで、不都合な点はあるが、音や映像に違いはないし、英語の文章は勉強も兼ねて少しづつ読もうと思っている。
DVDに日本語字幕がないがNHKが『よみがえるビートルズ』って番組で放映してDVDに焼いたので問題なし。


で、聴いた感想だが、ちょっと無理やりステレオ化した感(音が左右に別れすぎていたり、右のヴォーカルのエコーを左からだして音の広がりを演出したりで、ヘッドフォンだと少々違和感が・・。)はあるが音はクリアになっていて生き生きした感じがする。(ってまたまたえらそうだが、OFFICIALなのを持ってなくて何と比べてるんだっつーの!!。)


ということで似非ファンとしては、音についての感想はこんなところでやめ、詳細はその他の方々に譲るとして、その他の感想なぞを・・・・。

今回、一通りCDを聴いて思ったのはビートルズの魅力って多様性とってことなんだなと。
一つのアルバム内でもそうだし、アルバム間でもそう。

一つのグループ内で4人全員がヴォーカルをし、全員が作詞作曲する。(偏りはあるが。)
そのおかげで一つのアルバム内で様々な歌詞、曲、声、つまり音が聴ける。
これがアルバム間でも時代を取り込み曲や歌詞が変化し、声や楽器の音が変化していく。
この多様性が魅力で音楽がいいとか悪いとか関係なく聴いていて飽きないのだ。

これって自然にそうなったってことではなくって、彼らの下積み時代がそうさせたんだと思う。

彼らは売れる前、キャバンクラブやハンブルクのクラブで、目の前の客を喜ばせていた。
ハンブルクでは客が喜ばないようだとクラブのオーナーが喜ばせること何かやれって怒られていたそうだ。 だから、かれらは一生懸命客を喜ばせることを考え演奏していた。(自分達の音楽を主張する、自分達の音楽に固執するって感じじゃなくって、エンターテイナーに徹してるってことだ。)

同じことしてたっていつまでも客は喜んでくれない。エンターテイナーに徹するには多様性、変化すること、が大事なのだ。
(14.03. Across The Universe (004 J/D 10/213),11.11. Cry Baby Cry (031 J/G 33/213))


カバーした曲についても単に売れている曲をカバーするのではなく、いろんなレコードのB面から良いものを探して演奏していたそうだ。 これって実は多様性にはとっても重要なポイントのような気がする。
A面は単純に今売れるように、他の今売れている曲の路線を踏襲したものになりがち。 一方B面にはちょっと実験的な毛色の違った曲が入ったりする。
こういった実験的な曲を自分流に客受けするようにアレンジしてカバーしていたから多様性も生まれたのでは。

彼らの曲が今でも飽きずに聴かれるのは、エンターテイナーとして常に客を喜ばせるように変化していった、その多様性の魅力のおかげなんだなーーーーー、
ってのが今回のリマスター盤を聴いた一番の感想だった。

2009/09/13

80.00. Statistics

世界中のビートルズマニアやファンの方々が既に様々試みられていて、何番煎じになるかも分かりませんが、213曲を歌詞なども含めてEXCELにまとめたのでそれを統計した結果です。( 歌詞も詳細に分析したいけどEXCELじゃーなー。とりあえず簡単なもので。詳細は老後の楽しみということで。)

1.カバー曲
 :25/213

2.メイン・ボーカル
 :John 103 / Paul 69 / George 28 / Ringo 11 /others 2

3.曲名の最初の文字 ("A"や"The"もそのままです。)
 A:15 B:11 C: 5 D:12 E: 5 F: 5 G: 9 H:12 I:32 J: 1 K: 1 L: 9 M:11
 N: 4 O: 6 P: 7 Q: 0 R: 8 S:14 T:21 U: 0 V: 0 W:12 X:0 Y:13 Z: 0

4.年代別発売曲数

年平均30数曲。
1962:2,1963:32,1964:35,1965:32,1966:17,
     1967:24,1968:34,1969:25,1970:12
(1970の"Let It Be"は1969の"Abbey Road"以前に作られていたそうなので1969は37)。

大体同じ曲数が発売されるのはレコード会社の方針とかもあるから当たり前か。
そういった外部要因がありながら、1966は1/2、1967は2/3になっている。ビートルズは1965末発売の"Rubber Soul"からスタジオにこもりはじめ、初期とは違うレコーディングになりつつあって、1966発売の"Revolver"からそれが明確になってきたとのこと。
確かにその時期、音楽性に悩んでいたことが発売曲数の減少に表れている。曲は多々作っていただろうが、それが今の自分達を表現するにふさわしいか悩んで発売数が少なくなっていたのだろう。それはレコード会社の方針に反することになったと思うが・・・。でレコード会社はというと音楽性より売り上げ優先だから過去の曲を集めて1966/12/10に17. A Collection of Beatles Oldies 17曲 を結局発売してるけど。(このLPには未発表という意味でBad Boyが入っているが。)
そういった時期を経て1967のSgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandにつながっている。

5.使われている言葉
 1)YEAH (明示的に歌詞にYEAHを使用している曲)
 2)FOOTBALL
 3)RAIN
 4)LOVE
 5)PHONE
 6)MONEY
 7)MOTHER
 8)LIFE
 9)TEA
10)DAY OF THE WEEK
11)BIRD
12)YESTERDAY
13)NORTH
14)COLOR
15)SUN

99.その他

ビートルズが使用した単語を分析した以下のような結果/本が出てました。

ビートルズ作品英和辞典 秋山直樹

2009/08/25

11.00. WHITE ALBUM 2 (Index)

99.00. Albums

99.11. WHITE ALBUM 2
 99.10. WHITE ALBUM 1

11.01. Birthday  @14/213
11.02. Yer Blues  @27/213
11.03. Mother Nature's Son  @25/213
11.04. Everybody's Got Something To Hide Except For Me And My Monkey
11.05. Sexy Sadie
11.06. Helter Skelter
11.07. Long Long Long
11.08. Revolution 1
11.09. Honey Pie
11.10. Savoy Truffle @30/213
11.11. Cry Baby Cry  @33/213
11.12. Revolution 9
11.13. Goodnight

11.11. Cry Baby Cry (031 J/G 33/213)

『お泣き 赤ちゃん お泣き
お母さんを嘆かせてやるんだ』


衆議院議員総選挙があり8月30日が投票日だ。
今回はこれまでの与党自民党の実績と変革をうたう民主党への期待の戦いとなる。


どんなにすてきな彼女や彼氏や妻や夫や恋人だって、長ーーーいこと一緒にいれば悪いところも見えてくる。その人が持っている良い所、かつてその人を好きになった時にいいなって思った部分ですら欠点に見えてくる。何て気配りの利くいい子なんだろうと思っていたとすれば、それが今や神経質でウザったいってことになる。


色々いいこともやってきた自民党だって長々与党をやっていれば失敗だって一杯あってそれが目だってきてしまう。野党はその目だった失敗を突けば、変革だって言えばあたかもこの先は良い世の中が来るようなイメージを選挙民に植え付けられる。


別に僕は実績のある自民党が良くって、自民党の粗を突く民主が単純にダメと言っているのではない。単に”変化のない”同じ環境に長くいれば、その環境の欠点が見えてきて変えたくなると言っているだけだ。


同じ相手、政党だって先を見据えた変化ができれば問題ない。長く一緒にいられるはずさ。


でも、一端一緒になると、初期に安定していた環境をそのまま引っ張りたくなってしまうのが普通の状態で、結局先に言ったような状態になってしまう。
その点上手くやっているのが米国などの2大政党かもしれない。
一つの政党が与党となり、それなりに続き、粗が見えてきたところで与党野党が入れ替わる。
この状態だと入れ替わるとしても、与党は野党にひっくり返されないように常に気をつけるし、野党はひっくり返せる戦略を練る。余りにも与党の欠点が目立てって、野党に期待できるようであれば与党野党が入れ替わることになる。
日本もこんな感じになっていけば、政治にも緊張感が出て実効的な政策が実施できるようになると思う。


『お泣き 赤ちゃん お泣き
 お母さんを嘆かせてやるんだ
  もういろんなことを知ってていい歳なんだから』


国民は泣きたい時は泣けばいい。国家を困らせればいいのだ。日本もそれに対処できる国家になっているはずなんだから。


ビートルズもだね。
あまりにも長く一緒にいたために、相手のいい所が分かっていたって、それぞれが泣く子になってしまったけど、いろんなことを許容できるお母さんになれていれば解散には至らなかったかもしれない。
音楽だけはファンの期待に応えるべく変化したけど、メンバーの人間性までは変化できなかったか。若かったし。(でも人間性が変化していたら、彼らの音楽がファンの期待に応えるように変化していなかったかも。難しい問題だ。)